違ったら恥ずかしいのであまり邪推したくないけど、まあ念のため根拠を書いておくか。
まず、攻撃者の文章を見る限り、日本語のビジネスマナーをある程度理解しているように見える。
仮に日本文化に疎い英語圏の人間だとすれば、そもそも日本のビジネスメールには独特の作法があること自体、あまり意識しないはず。なので、少なくとも日本語や日本のビジネス文化にある程度触れたことのある人物ではないかと思う。
一方、文章の組み立て方には英語圏特有の自問自答や皮肉表現が多く、英語から直訳したような言い回しもかなり見られる。もしかすると、一度英語を経由して日本語にしているのかもしれないし、最初から英語で書いた文章をAIで日本語化している可能性もある。
では、なぜ英語圏の人物ではやく中国人だと思ったのか。
まず、WPS Officeのファイルに中国語由来と思われる痕跡が残っていたこと。ただし、これだけで中国語環境を使っていたと断定できるわけではない。
加えて、活動時間帯が東アジアの生活リズムと比較的合致していること。
さらに、メールの件名など、手動入力したと思われる短文(例:「This is the another account」「These are another account」)に見られる文法ミスも気になる。冠詞や単複の扱いなど、英語を母語としない人にありがちな間違いで、個人的にはアジア圏の英語学習者の文章を連想した。ただし、こうしたミスだけで母語圏を特定できるわけではない。
最後は完全に個人的な感覚だけど、表現の選び方や文章の組み立て方に、自分と近しい思考パターンを感じるところがある。私自身、日本生まれで米国留学経験のある中国人なので、中国語を母語とする人間が英語で文章を書き、それを日本語に翻訳したものだと仮定すると、個人的にはかなりしっくりくる。
もちろん、どれも決定的な証拠ではないし、中国人だと断定するつもりもない。単に自分の言語感覚といくつかの状況証拠から、そういう可能性もあるのではないかと考えただけ。
まあ、戯言程度に。
世界経済は潮の満ち引きのようなもの。時代によって栄枯盛衰を繰り返すが、その根底にある地理的条件は、そう簡単には変わらない。
中国はある意味、かつての経済的な存在感を取り戻しつつあるだけとも言える。
このグラフで特に興味深いのはインドだ。大英帝国の経済力を支えていたのは英国本土だけではなく、1870年にはインド亜大陸が帝国GDPの約半分を占めていたという推計もある。
こうして見ると、今後インドと中国が世界経済の二大巨頭になっていくのも頷ける。日本にしても、戦後突然ゼロから経済大国になったわけではなく、もともと相応の経済的基盤を持っていた。
地政学と経済は、切っても切り離せない関係にある。地理、人口、文化、そして統治構造が、長い時間をかけて経済の土台を形づくる。
考えてみれば当たり前の話なのだが、200年という時間軸で可視化されると、改めてその関係性の深さを実感する。
脆弱性のある文章
社内のホワイトハッカー「誰より悔しい」不正アクセス受けたGMO熊谷社長、ブログ全文
sankei.com/article/20261026-…
ブログでは「誰よりも深い悔しさを噛み締めているのは、危険を察知し警告を発していた現場のホワイトハッカーたち自身であり、防ぎきれなかった技術陣です」とつづった。
アメリカ映画、特にハリウッド映画は、アメリカの国益を守り、国家イメージを向上させ、その価値観や国家運営の哲学を世界に発信するうえで、非常に大きな役割を果たしてきた。
日本の「クールジャパン」もそれに近い政策ではあるが、どちらかといえば日本の文化や魅力をアピールすることにとどまり、国家としての立場や主張を発信する力は弱かった。
そこに一石を投じたのが、今回の『VIVANT』のような作品なのかもしれない。今後、こうした作品はますます増えていく可能性がある。
個人的には『VIVANT』は良い作品だと思っているし、民間の一作品に自分の善悪の基準を持ち込み、あれこれ批判するつもりもない。したがって、作品自体に特段異議を唱えるつもりはない。
ただし、その作品をめぐる議論から生まれるさまざまな暴論については、作品の評価とは切り離して、一つひとつ反論していくことが重要だと思っている。
『为王(WEIWANG)』
─中国発、衝撃の国際諜報サスペンス。─
改革開放から数十年。急速な経済成長を遂げた中国の裏側で、「先進国」の威光を盾に、ある日本人たちが暗躍していた。
モンゴルの草原を焼き尽くす謎の火災。地方都市のKTVで行われる買春と汚職。中国の国宝を狙う巧妙な詐欺。そして、かつて虐殺が行われた村に突如建てられた、日本兵の慰霊碑。
一見無関係に思える事件の背後に、恐るべき巨大な陰謀が浮かび上がる。
真相を追う中国の情報機関。だが、捜査が進むにつれ、事件の背後には日本の巨大企業、政界、そして国家権力の影がちらつき始める。
戦争は終わったはずだった。だが、彼らの支配は本当に終わっていたのか。
【彼らは、まだ中国を支配しているつもりだった。】
――真の王は、誰なのか。


















