『VIVANT』(10月18日放送回)で主人公がクライマックスで叫んでいた「撃ちたければ撃てばいい」「このジェットに何かあれば、西側諸国は大挙してお前ら(中国)を潰しにくる」というトンデモセリフ。ネトウヨの“中国やっつけたい”願望、“アメリカに中国やっつけてほしい”願望が凝縮されているのでは。『VIVANT』の悪質な中国ヘイト描写が物議を醸しているが、日本の中国ヘイトは終戦直後にも。黒羽清隆の『日中15年戦争』(ちくま学芸文庫)には、終戦直後の街の声としてこんな言葉が紹介されている。
「支那や朝鮮にいばられるのがしゃくだから、いっそのこと、子供を道連れに死んだほうがましかもしれない」
「早く戦争が終わればよいと思ってきたがこうなってみると、やっぱり死ぬまで戦ってみたかった。米英に対してはやむをえないとしても、支那に頭を下げるなんて、しゃくにさわる」
「パーロ(編集部注:八路軍=毛沢東率いる中国共産党軍のこと)には負けたけれども、支那には負けていない」
よく「一億総懺悔」とか「180度価値観が変わった」とか言われるが、それはアメリカに対してであって、中国や朝鮮半島に対しては反省どころか戦中と変わらない差別心が。
『VIVANT』は中国ヘイトもひどいが、“別班”=自衛隊の暴走もひどい!現実の自衛隊=防衛省も『VIVANT』よろしく、シビリアンコントロールを軽視か。防衛省の子ども向けパンフから「文民統制」「非核三原則」「専守防衛」の文字が消えていた…

