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『イエローキャット』
カザフスタン、大草原のただなかで映画館を開こうと夢みる男。
ヒロインとの距離の甘酸っぱさはサイレント名画のようで、アラン・ドロン、雨に唄えばなど映画愛詰まる引用多く、前科者ゆえ世間から弾かれ、暴力のしがらみに追われる男の佇まいはどこか寅さんを想わせ懐かしい。
#2026年10月映画ランキング
🏆We're All Going to the World's Fair☄
🥈DIGGER🐻❄️ディガー
🥉オデュッセイア
Blue Heron🇨🇦🇭🇺ブルーヘロン
ミッション✝4Kデジタルリマスター版🇬🇧🇫🇷1986
NAZA🇮🇱ナザ
さよなら、私のロシア🇷🇺
URCHIN🇬🇧アーチン
京都ALS患者嘱託殺人事件
進行曲🎺マーチングボーイズ🇹🇼
次点: CBGB ニューヨーク、PUNKが生まれた場所🎸2013
番外: これ描いて死ね🚬スーパーの裏でヤニ吸うふたり
※東京国際映画祭での鑑賞作除く
#2026年9月映画ランキング
🏆️ナギダイアリー🐄
🥈バイオハザード🧟2026
🥉ポンペイ、雲の下に生きる🇮🇹
プロジェクト・ヘイル・メアリー🚀
モネと時間旅⾏🇫🇷
愛し合ってるかい?🎸忌野清志郎が教えてくれた
逃亡者狂騒曲🇹🇼
プーチンの愛国教室🇷🇺
私たちは、ちょうどいい。🐕
ドラッグストア・カウボーイ💊1989
次点:しびれ❄Numb
番外:雄鶏🐓ヤニねこ🚬さよならララ
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“We're All Going to the World's Fair”🇺🇸2021
ここではないどこかへ。
深夜、ネットの奥底に救いを探す少女が、血で濡らした指で画面をなぞる。
傑作『テレビの中に入りたい』へ連なる、内面の神話的冒険を屋根裏部屋に描きだすジェーン・シェーンブルン第1劇作。その生理感覚と孤独描写に慄える。
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『Blue Heron/ブルーヘロン』🇨🇦🇭🇺
わかりあえなかった、兄の記憶。
バンクーバー島で過ごた夏の日々、どうすれば良かったのか。悲しいばかりではなかったはずの、煌めくような一瞬の。
ハンガリー系移民の監督ソフィー・ロムヴァリが、自らの経験を解きほぐす手つきの明晰な温度におののく。
『Super Lucky Girl』
成田結美の根無し草な佇まい際立つ。
自らの境界確定のためポリアモリーに走る女と、ドメスティックに生きる男の縺れ。♀“俺”と♂“私”な1人称の転倒や象徴的なケン玉遊びなど面白い。
楊凱晶/ヤン・カイジン監督作。中国アバ州=藏族羌族自治州出身らしく今後も気になる存在。
男役/佐野弘樹が共通する“SUPER HAPPY FOREVER”、蘇鈺淳“走れない人の走り方”、空音央“HAPPYEND”あたり、諸々響き合うものあり流れを感覚する。
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『HAPPYEND』
校内へ導入されるAI監視システムと、反発する十代の日々。“在日許可証”など不穏。
大人が子どもを演じる歪さを終始感じ、6人の高校生役皆が20代と知り納得。ただ校長(佐野史郎)室への古風な居座り描写は倒錯したSF感あり、空音央監督が学園闘争期の父=坂本龍一を重ねたかとも思いつく。
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『両親が決めたこと』🇪🇸🇨🇭🇮🇹 Polvo serán
末期癌に侵され安楽死を選ぶ高齢女優、彼女を愛する夫も共に安楽死することを決心するが。
“デュオ安楽死”急増中という今日性ある主題を、ふたりの葛藤や子供らの反発、脳転移し錯乱しゆく妻を見つめる夫の慈愛など質実に描く良作。
xitter.cf/pherim/status/16217356…
『見上げてごらん』✒
漫画家アシスタント42歳(森田剛)の温かくも厳しき日々。
準主演/森川葵&川上友里の他、娘/早瀬憩、妻/松本まりか、編集長/阿部寛らが各々利く。🖌️
ぽややんとしたテンポに始め戸惑うも、次第に滋味帯びだす練られた脚本演出が良い森本晶一&佐藤快磨(泣く子はいねぇが)監督作。
Replying to @pherim
『雨の中の慾情』🇯🇵🇹🇼
肉欲の妄想を描く貧乏漫画家(成田凌)の、妖艶なる福子(中村映里子)と、良き先輩の恋敵(森田剛)との共同生活が、南方戦線での娼館へ突如パラレルワールド化したりするつげ義春原作世界。
片山慎三監督十八番の困窮描写、核心は情念性にあるのねと把握。 xitter.cf/pherim/status/10992146…
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『泣く子はいねぇが』
男鹿半島のなまはげと、今日的な家族事情の妙なる混淆。
仲野太賀と吉岡里帆の演じる当世夫婦模様もさることながら、旦那の親友役演じる寛一郎の洒脱な風情に目を引かれる。民話の生理的な直接性と新世代の醒めた距離感との狭間で、なまはげが色鮮やかに更新されゆく様は圧巻。
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ガザ空爆の実践論理を暴く映画『NAZA ナザ』の凄絶。
《標的ひとりにつき、20人の市民の道連れを許容する》
イスラエル軍の方針を、当の元兵士らが明かす。
実行者へ心理的負担がかからないよう精緻に役割を分割し、数値化し、目標化する。研ぎ澄まされた虐殺機関の完成度に驚かされる。📊
例えば、乗員の生存率を極限まで高めた設計で知られるイスラエル戦車メルカバと、この空爆システムは思想が同じだと感じた。損耗を極限まで抑え最大の成果を得るために、標的家族のスマホカメラやマイクへ侵入し、爆撃直前の屋内の様子を確認する。
元情報部員は、データを元に目標建物を次々破壊する手続きは、やり甲斐があったと話す。監督は『ノー・アザー・ランド』4人の内イスラエル人の2人(Yuval Abraham&Rachel Szor)。聞き手として感情や政治論議に走らず、あくまで焦点を空爆から逸らさない。
首都テルアビブの摩天楼を背に、インタビューする間も停電が起き、ガザからのミサイル警報が鳴る。その闇と沈黙もカメラは捉え、指紋までモザイクをかけた映像が元兵士らの、唇の震えを伝える。🌃
今この瞬間にも、このシステムが回っている世界なのだなここは。憤る燃料や悲嘆の材料にする気はない。ただ、観ておけて良かった。
映画ツイートまとめを更新しました🐈⬛
「ふぃるめも432 ピーキー・ガール&ストレンジ・キャット」 tokinoma.pne.jp/diary/5805
今回は、10月24~30日の日本公開作など10作品を扱います。ラモン・チュルヒャー動物三部作、シェーンブルン初期作🎪、ガザ空爆論理、トム・クルーズ+イニャリトゥ新作ほか。
映画ツイートまとめを更新しました🧜
「ふぃるめも431 さよなら人間わたしはララ」 tokinoma.pne.jp/diary/5803
今回は、10月23日の日本公開作など10作品を扱います。生きにくさ描く🇨🇦&🇬🇧秀作、台湾学園青春快作🥁、韓流極道コメディ、アラン・リックマン名演🎸、🇽🇰&🇳🇱、料理人2作、人魚アニメ神作🧜♂️他
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『煙突の中の雀』“Der Spatz im Kamin”🇨🇭
本年極私BEST、『関心領域』超えの《家》映画。🏡
幼少期を暮らした家で、中年姉妹が各々の家族を連れて過ごす時間が闇と幻影とを呼び起こす。
ミニマルな完成度が凄まじい。音響&撮影も抜群で、一軒家における半日の内に、一個の小宇宙が生起退行する。🪐
土岐小映⚓️ρꛅᘿ𖦪ﺃ ʍ retweeted
『ガンニバル』
暴力警官 vs 人肉食一族。
下界秩序の及ぶ里山を、旧家の財力で支配する山奥の後藤家、が崇拝するカニバリズム土俗信仰。素敵すぎる。
そして柳楽優弥と吉岡里帆の夫婦演技。法の番人が時に法を乗り越える必然を《抑え難い怒り》へ結晶化、妻だけが怒りを包摂し得る構図で魅せる。👮🏼♂️
Replying to @petty_bonitas @yoake_movie
そう言われてみると、確かに。とりわけ『誰も知らない』の柳楽優弥イメージがまだ強い人は驚くかもですね。個人的には近年『ディストラクション・ベイビーズ』などリビドーを持て余した役柄の印象を抱いていたので、『夜明け』での生命力が逼塞しかけているような繊細な感情表現は新鮮でした。
《瀧口修造 書くことと描くこと》アーティゾン美術館
類稀な展示。
戦後、評論執筆の歩を緩ませ自ら描く行為へ専念した瀧口の足跡をこの規模と解像度で追う、地味ながら稀有の達成。
表現とは何か。批評や描画といった分岐を前提する想念からは把握され得ない問いの核心が露わとなる亀裂に触れる。
《瀧口修造 書くことと描くこと》展アーティゾン美術館をめぐり書きました。
「言語の敗戦」 tokinoma.pne.jp/diary/5801
瀧口の戦時下における拘留体験を見落とすと、高等遊民の手慰みのごとき凡庸な見方にも寄る。背負うものなき思考ほど浅き自己投影を免れない、という話。




































































































