エコとは死ぬことと見つけたり
空港では、少しだけ気持ちが楽だった。 生来の陰気な気質からか予定のある日の前日は、その内容がなんであれ、気分は沈み、逃げ出したくなるのが常だった。 今回もその例に漏れず、ぼんやりとした不安を「岩手めっちゃ熊いるんだけど。」とか「最近、また三陸地震多くね??」とかそれっぽい形にしてみたりしながら、出発当日を迎えた。 それでも、身体を纏う気怠さの膜のようなものが、いつもより薄く感じた。あぁ、それ...