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最近青空で織田作の「世相」、芥川の「葱」、太宰の「俗天使」を読んでた。これって全部作者の分身たる語り手が小説を書かなきゃいけないんだけどダメで、ムリヤリ書き殴った作品がこの小説そのものであるっていう体のメタフィクションで、このタイプのお話好きなのよね。他にもあったら教えてほしい。
『ゴジラ-0.0』、自分は前作は好みじゃなかったんだけどこっちはとても面白かった! いろんな意味で描写に容赦がなく、展開も目まぐるしくてあれもこれもやるのかーと。あと『鳥』とか『未知との遭遇』が唐突に。前作同様細かい部分に引っかかりはなくもないけどそのへんを吹き飛ばす楽しさを感じた。
特に山村教授ってキャラが好きだったんだけど、それを思うと自分もまた己れの属するイデオロギー(と言ってしまう)に近い考えが下敷きにありそうかどうかで条件反射的に考えてるところは大きいのかもとは思った。別の映画だから当たり前なんだけどかなり別の映画に感じた、でももう少し考えてみる……。
『ゴジラ-1.0』再見したけど、やっぱりこれって敗戦日本のコンプレックスをゴジラというメタファーを通すことでうまくカタルシスへと結びつけ、戦中の軍国主義は否定しつつも結局はそれほど遠くない精神性へと帰着してしまう、かなり出来のいい右派プロパガンダ映画に思えてしょうがない……。
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【あらすじ】
不老不死の少女・センは山村〈無間〉の住民の血統を数十年かけて交配で操作し「最強の高校球児」を作り上げてきた。目的はただひとつ、甲子園出場。順調に地方大会を勝ち抜く無間高校ナインだったが、なんと準決勝の相手は世界征服を狙う吸血鬼チームだった!? ヒトの限界を超越した異形の者たちとの死闘は時代を経るごとに白熱し、舞台は〈宇宙高野連〉が支配する未来へ、敵は野球特化型遺伝子改造人間を擁する超巨大企業体へと移り変わっていく——熱き想いは時を超え、煌く夢は宇宙の理を凌駕する。超弩級のスケールで贈る、時空超越高校野球SFクロニクル!
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〇カバーイラスト/獅子猿
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『クレイフェイス』、単品で観れるゴッサム・ボディホラー。痛々しい表現がいっぱい。キャラクター解釈の是非は全然分からないけど、ヴィランの闇堕ちエンタメ映画としてはウェルメイドな気がする。表面の皮=形と内面の心=本質(なるものがあるとして……)との関係性も手厳しくてええかなーと。
『もしもの愛』、会社をリストラされた夫を持つ妻と息子の3人家族と、労働問題のドキュメンタリーを撮ろうとする女性監督とその夫、5人の交流を丹念に描いていく。映画論映画の形で人と人との距離感と隔たりを捉えようとした作品みたいに見えた(逆にも言える)。ちょっと長いけどけっこう好き。
ドキュメンタリーの被写体たる現在はわりとふつうのタッチで撮ってて、光が美しく決まってるショットは過去の回想の場面が多め? 生の奇跡を感じた時間。たまに現在にもそうした瞬間はあるのだがそれはウツツかマボロシか〜みたいな。
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中公文庫12月。「空想好きな少女ネートチカがたどる、魂の遍歴――
唯一の少女小説にして、逮捕により惜しくも未完となった中篇に、ドストエフスキー文学の核心を示す…」
⇒ドストエフスキー/米川正夫訳
『ネートチカ・ネズヴァーノヴァ ドストエフスキー中篇選』 amazon.co.jp/dp/4122078776
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